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東京海上日動システムズは、2004年10月、東京海上と日動火災のIT関連企業3社が合併して誕生した会社です。今までとは違う社風のなかで育ってきたメンバーが、一堂に会しての出発。3社の合併というだけでも大変なのに、業務の忙しさも重なって、せっかくシステムづくりというクリエイティブな仕事に携わっているのに、十分に創造力が発揮できない状態でした。そこでワークスタイル自体を見直すという目的で、自主的に社員が立ち上げたのが“ワークスタイル改革委員会”でした。
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本来であればお客様のビジネスに踏み込み、積極的な提案をしていくことを仕事の醍醐味としている私たちが、合併当時は受動的なワークスタイルになっていました。そのワークスタイルを『自律型』にシフトする必要があったのです。システムズで言う『自律』とは、『社員一人ひとりが自ら今何をすべきなのかを考え、その上で周囲とコミュニケーションを図り対話の中から新しい価値を生み出し、行動を起こして成果を出しながら成長していくこと』。私たちは、組織の壁を越えた社員同士の交流を促進し、『自律』を育める活動を続けることで、社員が楽しくいきいきと働ける会社にできると考えています。


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まず始めたのが、ワークスタイルを見直す活動を社員に広く知ってもらえるように訴求したことです。そのために、委員会のロゴやキャラクターの作成、社員食堂前に委員会の活動内容を掲示するなど、あえてアナログ媒体で伝え、口コミで広がる試みを行いました。また、保険代理店さんなど自分たちが作ったシステムを実際に利用している現場の見学会も実施しました。仕事上のやりとりだけでは、足りないところを指摘されることはあっても、喜ばれている現場の雰囲気まで感じ取ることはできなかったのです。でも、現場を見るようになってからは、何が役に立っているのか、また本当の課題は何なのかを汲み取ることができるので、とても刺激になっています。
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その他の活動としては、委員会が進行役になって各部の交流を促進する「横串ミーティング」や、社外での研究・研修活動、社員の学びと気づきの場である「システムズフォーラム」の支援など様々な活動をしていきました。当初、数人で始めた委員会も現在では30名を超えるメンバーがいます。『ワクワク』という言葉も、今や全社員のなかで共通の用語となっています。

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現在の主だった活動では「コミュニティ」活動の支援があります。コミュニティとは、同じ興味や問題意識を持つメンバーが組織の枠を越えて自主的に集まり、新たな社員同士のつながりやアイデアなどを創り出していく活動です。現在は150を超えるコミュニティがあります。「プロジェクトマネジメント研究会」や「Windowsの達人」といった業務スキル習得の活動、「ラーメン同好会」や「マイレージ研究会」といった趣味の同好会、楽しく育児!をコンセプトに情報交換を行う「子so+(こそぷら)」など、コミュニティは実にバラエティに富んでいます。「子so+」のメンバーとワークスタイル改革委員会が力を合わせて、子供たちの会社見学会を実施した時は大盛況でした。「働いている姿を子供に見せられて良かった」という社員の喜びの感想も届きましたし、参加した子供たちからも満面の笑顔で「楽しい!」と言ってもらえたことは非常に嬉しかったです。
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各コミュニティでの活動が、面白い発想や画期的なアイデアを育むきっかけとなるだけでなく、自然と組織や年次を越えた様々なつながりを作ってくれます。システムズは国内最大規模の保険システムを手がけていますから、ひとつのシステムを構築する時には、組織を越えて話し合いの場を持つことが多々あります。コミュニティ活動で生まれるネットワークは、実務においても大いに役立ってくれます。新しいプロジェクトの初顔合わせでも、仕事で関わったことはないけれども、同好会で知っているメンバーであったということも多くあるのです。


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人事評価以外にも、社員の日頃の頑張りを認め合える場を作りたいと考え、毎月、各本部で最も印象に残る活躍をした社員をMIP(Most Impressive Player)として表彰しています。たとえば、極めて難易度の高い開発プロジェクトに果敢にチャレンジした社員、システムを安定稼働させるために、日々創意工夫している社員、「クリスマスチャリティ」など社内イベントを企画・運営した社員など、努力を続けている人や、誰かの支えとなっている人、そういった頑張っている人を“見える化”することで、全社員のモチベーション向上につなげています。
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個人だけではなくチームでも表彰しています。MIPの受賞者は、すでに500人以上。社員の3人に1人が受賞している計算です。表彰の仕方もシステムズらしく、受賞者の執務フロアで社長の横塚さんが直々に表彰してくれます。横塚さんから直接感謝の言葉をいただいたり、同じ執務フロアにいる全社員から祝福されるので、自分の仕事の価値を再確認できます。また受賞者も、これまで支えになってくれた周囲のメンバーに感謝の言葉を自然に言えるのです。MIPにより、さらに社員同士の一体感が生まれます。



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「運動会」でしょうか。運動会は、他社では廃止されている傾向のあるイベントですが、私はスポーツを通じてこれまで以上にシステムズの社員同士の交流をこれまで以上に深められると考えました。この想いを“んごさん(坂本)”に相談すると、すぐに「やろう!」という返答が返ってきました。
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メンバーが運動会をやりたい!と強く想ったなら、それを否定する理由はひとつもありません。先ほどもお話しましたが、システムズが追求しているのは『自律』。社員のやりたいという想いを一番に尊重し、最大限の協力をすることが、システムズの風土です。事実、横塚さんに運動会のプランを説明に行った時も「ワクワクがやるって言うなら、それはやるんだよ!」と言ってくれました。
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経営陣が社員を信じて、社員に未来を任せてくれるというところは、システムズの魅力だと思います。

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記念すべき第1回「運動会」は、2010年5月8日。GWの最中、参加者は約900人。写真コミュニティのメンバーが当日の写真撮影をしてくれたり、手作りのお弁当を作ってきてくれる有志がいたり、本当に盛り上がりました。
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私たちが企画した運動会で多くの人が組織の枠を越えて新たな交流が生まれたこと、そして参加してくれたほぼ全員の社員から「来年も実施したい」という意見には、言葉にならない充実感を得ることができました。企画検討段階での困難な状況をサポートしてくれた委員会メンバーや、有志で集まった運動会実行委員(80人)には感謝の言葉がつきません。私たちの意見に社員全員が協力・行動してくれる、これがシステムズの風土であり、自律型のワークスタイルです。

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私たちの役割は、みんなの『自律』を育むこと。一人ひとりが自律的に行動していれば、必ず良い方向に進んでいけると、私は信じています。ですから今後の展開は?という質問に対する答えは、
「その時にみんながやりたい!と強く想ったことを実現していく」ということになります。そしてこの“やりたいこと”は、開放的な雰囲気の中で活発に対話をすることで生まれますから、ワークスタイル改革委員会では、『4F』の行動指針を掲げています。
「Flat ~ 肩書き、年齢を気にしない。~」
「Fair ~ 相手の意見を否定しない。最後まで話を聞く。~」
「Free ~ 間違いを恐れない。自由な発想で意見を言う。~」
「Fun ~ 楽しもう!~」

委員会のメンバー同士がニックネームで呼び合うのも、ごくごく自然な流れからです。今後も『4F』を胸に、メンバー全員でシステムズやシステムズを取り巻く社会を良い方向に変えていく活動をしていきたいと考えています。


















